ギャップ
ギャップが付き物なのです。
自分の想像と現実の行動。どうしてこんなに頓珍漢なのだろうと落ち込みます。
集中できないA君に声をかけます。ますます落ち着かなくなるA君。こんなはずじゃと焦ります。
想像では、落ち着き授業に集中するA君がいます。こんなはずじゃないと焦る私がいます。
月二度ほど麻雀に通っています。童画で練習して今日こそはと、挑みました。
ドラにこだわって、手が進みません。捨てた牌に未練を残して、混乱してしまいます。
想像では簡単に間三萬を引いてきます。現実には積もれども積もれども、三萬を積もりません。
戦国武将の話をしました。私の想像では信長派と秀吉派に別れて、盛り上がるはずでした。
6年生の現実は、そんなところにありませんでした。本能寺の変を知っていたのは、一握りです。
キョトンとしている子供達を前に、どぎまぎしている私がいました。
成り行きで1日を過ごすことが、上手く出来ません。必要以上に期待を持って何かします。
すると余りにも、ギャップが大きいのです。こんなはずじゃの繰り返しです。
実態を具体的に把握せず、頭のなかで成り行きを組み立てます。何かそんな気がするのです。
今までに同じ失敗をしてるのに、その事は忘れているのです。何か上手く行くような気がします。
性格でしょうか?でも、私は楽観的な性格ではありません。詰めが甘いと言うのが本当の所です。
詰めが甘い。正に、私の弱点を言い当て妙と言えましょう。
そこで真剣に考えて、同じ間違いをしないのが向上心のある人です。私はそれが出来ません。
ほどぽにお茶を濁して、時を過ごします。忘れた頃に又、同じことをするのです。
でも、最近軌道修正をすることを覚えました。180度行動を変えることは出来ません。
10度位ずつ、軌道修正します。試してみて変化があればそこに慣れて、立ち位置を変えます。
にじり寄るように、今までの自分のスタンスを軌道修正します。違った景色が見えるでしょうか。