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オンライン家庭教師です。

二人旅④

四日目もどうやらいい天気のようです。

誰の心がけでしょうか?

今朝の朝食も、定番です。

甘く焼いた、たまご。

焼き魚

納豆

お新香

そして、

豆腐のみそ汁

エネルギー全開とはいきませんが、

出発です。

お目当ての御座の湯は、湯畑の正面です。

ベストポジションに鎮座しています。

建物も立派です。

原泉の違う

磐梯の湯と

湯畑の湯を

一度に、二度楽しめます。

私は、湯がしっとりと体に絡み付く、湯畑の源泉に軍配を挙げました。

きょうも、お決まりのルーティーンをします。

お湯に一二分入り、両手で頭を押さえて、ゆっくりお湯に頭を沈めます。その後、静かに二三分暖まります。

次に、ここには水風呂が無いので、全身にシャワーの冷水を浴びます。

まず、気合いでいくのが、コツでしょうか?

雑念を払い、

一気に頭から、いきます。

ザブッといきます。

もう、恐いものはありません。

肩から胸、背中、

両手、両足。

お尻の方も忘れません。

最後に、大事なところを丁寧に。

もう一度

頭から繰り返します。

熱いお湯と冷水。

今日のノルマは、8回と決めました。

精神一到何事かならざらん。)

ノルマを達成すると、全身がしゃきっとします。

お湯から出ると、二階の大広間が待っていました。お湯に入った人は自由に使えます。

旅行者には、とてもありがたいサービスです。

N氏は、いつのまにか夢の中の様です。

いつの間にか、昼食の時間です。

Coffee Shop 

月の貌

に向かいます。

昨日の、スパゲッティーに再会したくなりました。

ふと気になったのが、

お店の名前の由来です。

(月の貌)

つきのかお

と読むようです。

お店の人に聞いて見ました。

小林一茶が、草津の友人に会いに来て、読んだ一句に因んでいると教えてくれました。

(湯けむりに

  ふすぼりもせぬ

       月の貌)

湯けむりの向こうに、くっきりと見える

月の貌と

友の貌

そんなところ感じでしょうか?

今日の締めは、

地蔵の湯

に決まりです。

Coffee shope 月の貌

から歩いて、1分です。

珍しく、四人の先客がいました。湯船は一杯です。

しかし、あっという間に先客達は、居なくなってしまいました。

(Nさんの神通力はすごいね。ゆっくり入れるよ。)

(また、たまたまでしょ。俺、そんに人相悪くないよ。)

(いよっ!

  泣く子も黙る

       N大明神)

名残惜しい、草津の最後の夜も、こうして更けていきます。