二人旅⑤
いよいよ、最終日
天気晴朗なれと、
少し、お疲れぎみ?
朝食は、相変わらず
可もなく、不可も無し
でしょうか。
食事をしながら、スポーツ紙に目を通すと、一面に
アサマノイタズラ
と言う固有名詞が踊っていました。
有馬記念の出走場のようです。
アサマノイタズラ
いいじゃないですか。
地元愛に溢れ
ユーモラスでもあり、
間違って、勝っちゃうかもしれない。
位のネイミングですね。
明日、日曜日の
有馬記念は、
アサマノイタズラ
に注目です。
清算を済ませて、
御座の湯
に向かいます。
タオルを宿に忘れて、新しいタオルをかうはめになりました。折り込み済みの、ちっちゃなちょんぼです。
挽回のチャンスかすぐ来ました。
May I speak with you?
外国人の親子連れに話しかけてみました。
お父さんは、100kgはありそうな巨体で、全身に墨が入っていましたが、
Oh, yes please。
と、気軽に応じてくれました。
where did you
come from ?
片言の英語にも、優しく応じてくれました。
彼は今、立川に住んでいて、
以前は、
横浜や
沖縄
ドイツにも、住んでいたということです。
息子は、沖縄うまれのようです。
立川、沖縄でピンと来ました。
彼は、米軍基地で、米軍兵士の子供達に、Scienceを教える先生なのです。
横浜は横須賀の隣で、近くにBase Campあるんだと教えてくれました。
親子が返ってしまったので、今日のルーティーン(温泉~冷静)を始めます。
ノルマは、10回と決めました。
二階の大広間て、休憩です。自由に休めるので、ありがたい限りです。
お風呂も、大広間も人の行き来がかなりあり、活気が戻ってきた感じです。
昼食が済んで、
帰りのバスの時間まで、
鶴太郎ギャラリー隣の
カフェテラスで過ごすことになりました。
窓から覗いた、お店のやり取りをお伝えします。
正面には佃煮屋さんがあったとさ。
かねいち物産 山菜
には、二人のおばあちゃんがおったとさ。
黄色い半纏のばあちゃんは、佃煮試食の勧め上手だったとさ。
ところが、今の若者は佃煮なんかにゃ無関心。
今は昔の物語。
一巻の読みきりでございます。
名残惜しいのかい?
そうね。
ゆっくりしたし。
また来るかい?
気か向いたら。
違うな。
元気だったら。
4泊五日の凸凹旅も
フィナーレになりました。
ありがとう
ございました。