分岐点
赤ちゃんのへの思いがしっかり変わった。顔を見たいし、しっかりだっこしたい。
斜に構えていた今までの私とは、別人。無理に変えたわけでない。可愛いと言う自然な気持ち。
これを2年生の男の子に感じるようになる。出来るだろうか。自然に。あくまで自然に。
分岐点に来ている。どんな風に。手段はない。あくまで成り行きに任せるしかない。
しかし、手をこまねいていることは出来ない。明確な意識をもって、一人一人に向かっていく。
重ねていく。接点を見つける。見つけたら、粘り強く。何度でも。担任との接点も大事。
大和が聞きに来たら、焦らしながら答えてやる。60%?。気を引いて、気を持たせて。
気を持たせることで、攻守が逆転する。主導権を取りにいく。こっちに引き込んで闘う。
制御するよりも、泳がして尻尾を捕まえる。出来る。出来ない。どっちにしてもこっちのペース。
教えることよりも、こっちのペースでやらせることが、子供達の意欲に繋がるように。
目的、見方を変える。今何をしようとしているか自問自答してみる。軌道修正が必要。
あくまで、学力UPが目的ではない。こちらに従わせる催眠。催眠をかけるつもりで立ち向かう。
はるとのペースを乱す。やめろ。ノーとを書け。
踊り出すな。は言わない。違う接点。
燈、佑馬は相手にしない。無視することが不安を呼ぶように。意識の外に置く。コントロール。
味方を増やす。真面目な女の子。翔真。悠希。大晴。一種の分断作戦。2年生を手玉にとる。
見方を変える。正攻法が通じない相手には、頭から飲んでかかることが効果的。
歯牙にもかけない。
小馬鹿にする。
鼻で笑う。
見くびる。
弁士は聴衆を飲んでかかる。教師は子供を飲んでかかる意気込みが必要。奉仕しようとしない。
常に上下関係を意識する。大人と子供。教師と児童。手練手管。権謀術数。悪巧み。
確信犯。私は確信犯です。子供たちを騙します。手玉にとります。それが望みです。
それには、歯牙にもかけない。見くびる。鼻で笑う。小馬鹿にする。